お知らせ

2009-03-28 05:57:00

カ行で生きる

ながい時間、十年の間何かあると勇気づけてくれた『里 みちこ』さんの詩、『カ行で生きる』
この詩がご縁で、遠く和気からたのたの庵を探してお越しくださった従野(よりの)様。和気町で『すみれのお宿』を開いていらっしゃいます。先週日曜日に里みちこさんの詩がたりの会を開催され、私も初参加をさせて頂きました。
まさか、里みちこさんにお会い出来る日が来ようとは思い掛けず、夢見心地で『すみれのお宿』に伺いました。雨の中、車を誘導してくださり、お昼ご飯はシーフードの具沢山ピリ辛カレーをいただきました。おもてなしがとても自然で優しく、素敵な空気が流れていました。
二時間の詩がたりの会では、里みちこさんの声で詩を語られ、それぞれのエピソードを交えて、言葉遊びの楽しさや文字の成立ち意味合いなどとても解りやすくお話しくださいました。
『カ行で生きる』とラクチンです。でも私たちの日常は、カ行というより苦行の日々。だからこそ、
カッ となる
キッ とする
クソ と思えど
けなげに今日も
こころを込めて
カ行で生きる
これ、心の奥の本音!ですよね。益々、里みちこさんのファンになりました。
もしも、もしも、たのたの庵でも詩がたりの会できたらいぃなあ…なんて厚かましい思いがムクムクと湧いてくるのであります。…。
たのたの庵の本のコーナーには詩集『さながら』『たまゆら』『かけはし』をおいています。ゆっくりページをめくってみてください。
従野さま、出会いのご縁をありがとうございます。