日本経済に大きな打撃を与えているコロナウイルスですが、

吉備土手下麦酒においても、併設の普段呑み場や蔵びあ亭へのお客様の減少、イベントの自粛等に伴い

通常時の2～3割の売上という非常に厳しい日々を過ごしております。

しかしながら、お客様の減少、イベント自粛はウイルス感染拡大防止のため、いたしかたないことと思います。

僕たちも何とか生き残るためにオンラインの販売やクラウドファンディングなど今後おこなっていく予定です。

今、巷では、コロナウイルスにより新しいスタンダードが生まれ、収束後もオンラインを利用したものなどが

主流になり、それに合わせた経営の戦略を、との声もニュースなどでよく耳にするようになりました。

しかし、創業当初から麦酒には極力旅をさせず、お客様に対面で販売し、お客様の声を直接聞き、

ふれあいを大切にすることで、ここまで育てて頂いた僕たちは、今を乗り切るためにいろいろな取り組みは

おこなってまいりますが、自分達がその流れに大きく傾倒することには違和感を感じています。

吉備土手下麦酒はこのコロナ過においてもお客様に直接お会いできることが、

最もありがたいことですし、これからも大切にしたいこと、

僕たちが直接お届けするデリバリー、３密を極力避けながら公園や街角にて販売しているビールの

テイクアウトスタンド、普段呑み場や蔵びあ亭にて皆様にお会いできることが一番の喜びです。

皆様のお住まいの近くに出店しているときは是非足をお運びください。

なにか少し特別な日には、是非吉備土手の麦酒を直接お届けさせてください。

ニュースタンダードに抗う馬鹿者かもしれませんが、

どうぞご理解頂き今後ともよろしくお願い致します。

僕たちは、お店やイベントでソーシャルディスタンスなど気にせずに

大声で笑いあったり、ドンチャン騒ぎができ、お客様と一緒に笑顔で過ごせる

日常が帰ってくることを信じています。